2015年01月05日

工房Before→After

私が工房として使っている古民家、
工房として使えるようになるまでに実に3年ほどの月日を費やしました。

夫が子供の頃には既に築100年超と聞かされていたそうで、
あちこち改修されて古民家とミスマッチなところはあるものの、
黒い柱はどっしりとして昔の面影を残していました。

これを何とかいい感じにしたい(←ざっくり・・)と
黙々と片付け、改装、掃除をしてきました。

古民家の片付けは心身ともに本当にきつくて、
小動物の死骸にも時々出くわし、
いつ終わるんや~と何度かマジ泣きしました。
泣きながらゴミ袋片手にうろうろ。鬼気迫る光景です。


大分モノが減ってきたおととしの春、
大工さんに、二間をつなげて床に古材を敷いていただきました。
古材は、この部屋にもともと敷いてあった畳の下にあったものです。
工房Before→After

床下からは囲炉裏の跡?が出てきたり、掘りごたつの跡?が出てきたり。
残念ながら埋蔵金はありませんでした(^_^;)

それからは自らDYIerとなり、作業着に着替えて現場に詰める日々。
ド素人ですので主にネットで調べながら、
失敗したらプロに頼めばいいのさ!と楽観的に考え、
ほぼ一人で(!)改装を進めてきました。
先立つものもなく、本格的に昔ながらの姿に戻すことは不可能なので、見た目重視(^_^;)


工房Before→After
工房Before→After
砂壁には白く塗った板を打ち付け、板壁、コンクリ壁は白く塗り、


工房Before→After
工房Before→After
花柄の天井を隠すべくすだれ天井にし(ここは夫が)、


工房Before→After
工房Before→After
畳がぶよぶよになっていた部屋の床を張り替え、


工房Before→After
工房Before→After
メラミンのキッチン扉には端材を張り、


工房Before→After
工房Before→After
何十枚とあった障子・ふすまの枠を黒く塗り直して、紙を張り替え、


工房Before→After
大工さんに敷いてもらった古材の床は均して松煙を塗り込み(腕崩壊・・)、


工房Before→After
工房Before→After
かさかさに乾いて汚れていたお縁を必死で磨いて桐油を塗り込み(腕崩壊・・part2)、


工房Before→After
白く粉を拭いたようになっていた杉の天井を磨いて油を塗り込み(腕崩壊・・part3)、


無理の利かない体ゆえ、ゆっくりゆっくりでしたが、
ようやく去年の6月に洋裁道具の運び入れとあいなりました(*´_ゝ`)


それから半年、少しずつ使いやすいように改良し、今日に至ります。




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Posted by こっころ at 12:36│Comments(0)古民家
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